こんにちは。今回は飛騨市古川町にある「増島城跡」へ行ってきました。飛騨地方の中でもあまり知られていないけれど、実はとっても味わい深い歴史スポットなんです。

📜 増島城ってどんなお城?
増島城は、戦国時代末期に金森長近が築いた平城で、金森可重が城主を務めていたと伝わっています。飛騨の要衝として築かれた城は、やがて一国一城令によって役目を終えましたが、今でもその名残を町のあちこちに見ることができます。
個人的に「北飛騨唯一の平城」って響きにぐっときました。たいてい山城が多い飛騨では、平地に築かれたお城って珍しい存在なんですよね。

🏞 増島城跡を歩いてみた
場所は飛騨古川駅から徒歩10分ほど。小学校と特別支援学校の間にある小高い丘がかつての本丸跡で、現在は「増島天満神社」と「御蔵稲荷神社」が鎮座しています。
すぐ隣には古川小学校があり、子どもたちの声が響くなかで、かつての武士たちの気配を感じる…そんな不思議な空間でした。今は平和そのものですが、かつてはこの場所が地域の政治・軍事の中心だったかと思うと感慨深いです。
石垣の一部や堀跡も残っていて、ちょっと目を凝らすと当時の面影がしっかりと感じられます。「ここに城があったんだなぁ」って想像するだけでワクワクしますね。

⛩️ 城跡だけじゃない、歴史の残り香
さらに面白いのが、城門の一部が近くのお寺(円光寺、林昌寺、本光寺)に移築されて残っていること。これがまた立派なんですよ。現地では「これは元は城門だったんだな」って説明板もあるので、歴史散歩好きにはたまりません。
そして何より、古川の町並みがすごく良い。「殿町」「壱之町」「弐之町」など、当時の城下町の名前がそのまま残っていて、歩いているだけでちょっとした時代旅行です。
🗺️ まとめ:静かな歴史を感じたい人におすすめ
派手さはないけれど、じんわりと歴史の重みが伝わってくる場所、それが増島城跡。町全体が歴史の博物館みたいで、歩けば歩くほど新しい発見があります。
歴史にちょっと興味がある人はもちろん、静かな町でのんびり過ごしたい人にもぜひおすすめです。

残念ながらお賽銭等は封鎖されています、、、

小学校側から入れる鳥居です(*^^*)


御城印なんかもあるので飛騨古川まつり会館にあるみたいです!!
よろしければ是非ーー♪
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