飛騨古川・瀬戸川沿いの歴史あるお寺「円光寺」

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2025.06.20

こんにちは！！三寺まいりの最後のお寺の紹介になります♪

飛騨市古川町、瀬戸川と白壁土蔵の美しい景観の中に溶け込むように佇むのが「円光寺（圓光寺）」です。正式には「照耀山圓光寺」といい、浄土真宗本願寺派に属するお寺です。

このお寺の歴史は古く、永正11年（1514年）に岩佐氏・正祐によって開かれ、江戸時代初期の1621年には現在の場所に移転されました。飛騨の人々の信仰を支えてきた、由緒ある寺院のひとつです。

三寺まいりの舞台として

円光寺は、飛騨古川の冬の伝統行事「三寺まいり」の一角としても知られています。毎年1月15日前後、着物姿の人々が提灯を手に三つの寺を巡る様子は、幻想的で静かな感動を覚える光景。地元の人にとってはもちろん、観光客にも人気の行事です。

寺の山門は、かつて飛騨に存在した増島城の門を移築したものとされており、歴史的価値の高い建造物です。そのため、市の文化財にも指定されています。城の門だったというだけあって、重厚な造りが印象的です。

円光寺の魅力は建物だけでなく、その立地にもあります。瀬戸川のすぐそばに位置し、白壁土蔵の町並みにしっとりと溶け込むような景観は、まるで一枚の絵のよう。春は鯉のぼり、夏は青もみじ、秋の紅葉、冬は雪景色と、四季折々の表情が訪れる人を楽しませてくれます。

飛騨古川を訪れた際には、町歩きの合間に円光寺に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。古川の歴史と文化を肌で感じられる、静かで趣深いお寺です。

次のブログかな？三寺まいりについて書こうかなって思っています(*^^*)